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人気ランキング : 17974位
定価 : ¥ 31,500
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2005-04-22 |
脚本家の三谷幸喜が念願の大河ドラマに挑戦した青春群像劇。タイトルにつけられた「!」が象徴するように、これまでの新撰組に対する陰惨なイメージとはかなり違ったアプローチが随所に見受けられる。キャスティングも若者の集団だった隊士たちの実年齢的に近いフレッシュな陣容で、主人公が土方でも沖田でもなく、理想に燃える若者としての近藤勇(香取慎吾)であるあたりも新味だ。
前半の試衛館道場での大騒ぎぶりや、勇と坂本龍馬(江口洋介)、桂小五郎(石黒賢)らが一堂に会したりする史実から解き放たれた自由度の高さも、いい意味での大河的ではない魅力となっている。ただ、そういったライトなテイストが、中盤以降で次々と粛清されていく隊士たちの痛切さをより引き立たせているのも事実。
とりわけ、新撰組のブレーン的存在である山南(堺雅人)の最期を描いた第32回「山南脱走」と第33回「友の死」の出来ばえは頂点で、大いに涙を誘う。後半部を除いては貫かれる1日1話という足かせが、ここでは異色のおもしろさの原動力となっている。隊士の中では、鬼の副長・土方歳三役の山本耕史が何ともいえない男の色気を漂わせて出色。(麻生結一)
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三谷幸喜さん。あんたは・・・ |
最高です!!
特に、「友の死」の次のお話。「寺田屋騒動」。
涙なくしては語りつくせない、なんて安っぽい言葉では言い表せない悲しみ。
そんな悲しみの中起こるちょっとした事件には今までにないような面白さがあります。
それは、皆の中の山南さんの存在の大きさを感じさせるものでもあります。
みんながどことなくおかしな雰囲気のなかにいるからこそ起こる面白さ。
そんな心理描写が裏にはあるのだと思うと、よりいっそう深いものになりますよ。
幕末に生きた、「誠」の武士の生き様。
近藤勇が主人公になることは珍しい新撰組。
夢中にならざるをいられない、そんな魅力ある作品にどうぞ足を踏み入れてください。
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「新撰組の行く末を見届けていただきたいのです。」 |
言うまでもなく面白い三谷幸喜作品です。
新撰組ファンの方、またそうでない方も納得する作品だと思います。
この第弐集では新撰組がじょじょに崩壊していき、
香取信吾演じる近藤勇が斬首されるところまで描かれています。
自分は何度も何度も涙腺が緩みました。
熱く、切ない男達の生き様を是非ご覧ください。
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歌舞伎役者は凄ぇ!! |
三谷作では最高傑作だと思います。役者が良い!!良過ぎる!!その中で自分の心に残る…「強いて挙げるなら」の3人は芹沢役の佐藤浩市・明里役の鈴木砂羽・平助役の中村勘太郎。芹沢は第壱集のオーラスだが…あんなに格好良ィ・人間臭い鴨は初めて。明里は…"女優"鈴木砂羽。それに尽きます。そして勘太郎…最期のシーンは源さんの討死にシーン同様涙無しには観れない。歌舞伎役者は表情が素晴らしい。永倉と血管を浮かべ鍔競合いをする表情・涙を浮かべ再び斬り掛る表情。市川染五郎も中村獅童も表情が豊かな素晴らしい役者。やっぱ歌舞伎役者は凄ぇ!!
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買いです |
沖田総司の発病。
若き天才に突如襲い掛かる理不尽な運命。
大人として扱われない悔しさ、それゆえの反発、切ない初恋、そして乗り越えなければならない壁・芹沢鴨。
一段一段階段を登り、ようやく「オトナ」へと足をかけたばかり。
新選組の若き幹部として、近藤・土方の弟分として、試衛館道場の後継者として、彼の人生は楽しく曇りなく開けているはずだった。
「先のことなんてわかんないですよ。
私はどこまでも近藤先生達に付いていくだけですから♪
そんなことより面白い見世物が出てるんですよ!
見に行きませんか♪」
将来について彼に聞けば、こんな返事がかえってきたかもしれない。
剣を握らせれば確かに天才、命のやり取りまで経験したとは言ってもまだまだ少年くさい駆け出しの「オトナ」。
そんなだった彼の人生観が、この第弐集冒頭の「池田屋」でいきなり崩壊する。
どうして自分が。
もっと強くなりたい。
もっと近藤先生や土方さんの役に立ちたい。
もっと色々やってみたいし、恋だってしたい。
どうして自分が。
明るかった彼の表情に曇りが出来、そして徐々に染みのように広がっていく。
比例するように纏い始める「命」への厳しさと、凄みを増した殺気。
これを成長と呼ぶべきなのかどうか、外から見ている我々でさえわからなくなる。
沖田総司は一体「どこ」にたどり着くのだろうか。
と、僕が、沖田に焦点を絞って第弐集の見所の一端を述べれるとすればこんな感じになります。
『新選組!』は試衛館メンバーと斉藤一による青春群像劇。
つまりは、単純計算でもこれの9倍見所があるわけで。
つまりは買って損はないわけです^^
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新撰組物の最高傑作にして三谷幸喜の最高傑作! |
子母澤寛、司馬遼太郎、中村彰彦、浅田次郎、それぞれの作家が、幕末にひときわ大きな光芒を放って消えたこの若者たちのことを描いた。
三谷は、先人たちの物語を充分に咀嚼しつつ、まったく新しい方角から若者たちを描いて歴史に名を残したと思う。
特に近藤勇については「信ずることから始まる」という行動様式を設定し、テーマ音楽に象徴されるようなその陽性の人柄に、若者たちが集うという新しい解釈をうちたて、成功している。
本来は、新時代の到来を阻止しようとした集団にもかかわらず、ぬけるような青空を視聴者に思わせる。
佐藤浩一演ずる芹沢の破滅的な暗さで前半をひっぱり、前半ではったさまざまな伏線が、各隊士たちの死にいたるあるいは生に跳躍するドラマを万華鏡のようにして輝かせ、そして遠くまできてしまった近藤の死という大クライマックスに流れ込む。
近藤の死のあとのメドレーは、舞台出身ならではの三谷のカーテンコールと観た。あっぱれ、 三谷幸喜、 尽劇報客の芝居書き!